#うらわランチ （街中華 その②）
目の前に飛び込んで来た
「電気ブラン」とうお酒
しばし見つめながら
（今日はそもそも定休日．．．）
（午後は役所に書類を取りに行くだけ．．．）
頭の中でぐるぐると、ぐるぐると
電気を帯びたかのように演算装置が出した答え
（追加注文）
「あと、電気ブランください。」
グラスに注がれ、
水で割られ出てきた
「電気ブラン」
アルコ―ルド40度のお酒です。
そして、祖母が飲んでいた養命酒のような不思議な味がします。
「電気ブラン」は、
明治時代、まだ電気がめずらしい頃
目新しいもの（舶来のハイカラ品）を
“電気〇〇〇”などと呼ぶ風潮があり、
そのアルコール度数の高さから
口の中がしびれる状態など
電気とのイメージが重なりこの名になったようです。
（秘伝のブレンドの中には、何と薬草も．．．）
“ちびり”、“ちびり”とやっていると
お目当ての“チャーシューメン”がやってきました。
麺がのびないように
チャーシューをつまみに
また、“ちびり”
昭和感の漂う「甲州屋」さんで
明治時代からの「電気ブラン」を楽しみ、
文明開化的な浦和ランチとなりました。
ただ、
40度ある電気ブランとオヤジの小言は後からきいてきます。
（どちらも雷つながりです．．．）
※伺ったのは、埼玉県におけるまん延防止等重要措置等に基づく協力要請前です。
【甲州屋】昔ながらの中華そば
さいたま市浦和区高砂3-2-11
JR浦和駅徒歩7分
（浦和駅から466m）
(第149回)# 甲州屋
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